そうか、そうだったのか!

ひとの名前を呼べない病(id:kotohogi_k)か、俺もそうだな。

初対面の人ならともかく、鍋パーティーやるような親しい友人でも名前で呼ぶのは抵抗がある。あだ名で呼ぶか、絵に描いたオタクのように「山田氏」と呼ぶことが多いな。
自分の場合、小学生の頃に関西圏から引っ越してきて、言葉のイントネーションがおかしいから、名前に限らずあまり喋らない子になってしまったのが原因で名前を呼ぶのも抵抗を感じるようになったんだと思ってた。


さすがに大人(と呼ばれる年齢)になって、「名前で呼ぶことで親近感を増す」なんて話術の知識を知ったりしたが、今度は「この人の名前は山田であってるよな?」「間違ってたらすげぇ失礼だよな?」って不安になって名前で呼べなくなった。

たぶん根底にあるのは、そういった「失敗したくない」「失敗したらどうしよう?」っていう不安感なんだろうな。


・失敗したくないから、確実な(=無難な)方法をとる。
・名前を間違ってるかもしれないから、「ねぇねぇ」とか間違いようがない呼び方をする。


名前の呼び間違いだけじゃなく、そのほかのすべての事柄において、失敗してもいいのに、つーかむしろ失敗したほうがいいと思うことさえある。
まあ、思ってるだけで実現できないから今の俺があるんだよな。


ちなみに俺の場合、一人称が安定しないって病気もある。
ここでは努めて「俺」と言っているが、あっちの日記では「私」だし、その前の日記では「ボク」だった。
文章だと編集すれば統一させることができるが、リアルだと「俺」「私」「ボク」「自分」がごっちゃになって出てくる。
これも困ったもんだ。